最近、私自身、片付けることや掃除が、
幼い頃から、なぜ身に付かなかったのか、
振り返っています。
母親は、朝から晩まで、家族の為に働いていました。
三姉妹の私たちは、家事は、殆ど三人でやっていました。
父の晩酌の準備、献立、調理などです。
私は三女だったので、一番、仕事量が少なかったです。
母は、娘たちに大変なことをさせて、申し訳ない気持ちが、
いっぱいで、何か少しくらいは、楽をさせてあげようと、
片付けと掃除は、そんなにしなくてもよいと、
決めてくれました。
要するに、食べることが出来れば、生き抜けるけど、
片付けや掃除が出来なくても、大丈夫みたいなこと
だと思います。
色々な寂しさや辛さを埋めるために、どんな小さなものでも、
手元に置いておきたくて、どんどんと物をためこんでいました。
もちろん、幼子ですから、お菓子のオマケなんかです。
そんなのを溜め込むと、部屋はぐちゃぐちゃで、
整理整頓なんて、意味もわからないし、できないしで、
荒れ放題、それを父が見て、急に怒りだし、
「全部、捨てろーーー!!」とゴミ袋に私にとっては、
宝物を、
どんどんと放り込まれ、私は、辛くて泣き続ける。
そんなことを、思い出します。
ということがあって、私には、片付けることも、掃除も、
その言葉から連想することは、辛く、悲しく、もっと言えば憎い、
ものでした。
そんなことを思い出すのに、大人になっても、片付けが出来ない、
一体、どこに問題があるのだろう、、、と、
とにかく、色んなことを試して、現在に至っています。
精神面や、心の問題、体力、気力など、
実は、沢山の思いを、みんながそれぞれ持っていて、
まるで戦いのようになっているのかもしれないな。
それぞれが抱えていて、でも、もうそれを手放して、
楽になったら、いいなと強く思っています。